技士長の語り#16−Xを始めて分かったこと−

いよいよ夏本番ですね!
仕事もプライベートも外にでることが多いので、耐えきれない暑さは本当に勘弁です!
どうすれば暑さに耐えれるのか…(-_-;)
最近は訪問時に死を受容されている方で最後どう生きていきたいか話される場面が度々あり利用者さんの会話で感じたことを挙げてみました。
2人の方からお話を聞きどちらも終末期で余命を宣告されて半年が経過し、余命より長く生活されています。
慢性的に疼痛や呼吸困難の症状を抱えながら内服や在宅酸素で症状のコントロールをされ自宅で生活されています。
共通して話されるのが「しんどい状態を家族、特に子供にはみられたくない。
ご高齢であり友人もいなくて、今の心境を話しできる相手がいない。
そして子供たちに弱気をみせたくない。しかし自分の気持ちの整理をするために残された時間をどのように過ごしたいか感えていることを聞いてほしい。」
話しを聞きながら私に何かできることがあるのかと考えていました。
結果的にどちらも話しを聞いてもらえてよかった。初めて思ったことを話せたかもしれない。気持ちが楽になったと言ってくださいました。
どれだけ苦痛でも心配をかけさせたくない。自分自身でこれまでのことやこれからの事を考えていく姿に感銘を受けました。
これまでに治療を受けてきたが完治はできず、今の状況に受け入れ覚悟されたことが、どれだけ大変だったのだろうと。私自身が経験したことがないので想像がつかないですが改めて命の尊さを実感しました。
ご家族にもお話しができないことを聞くことができるのも看護師の特権ですね。
だからこそ日常生活で苦痛に耐えながら暮らされている中で、残された時間を悔いのないように過ごせるようにお手伝いすることが役割だと思っています。
まじめな内容になりすいません^^;
まだまだ暑さは続きますが夏バテにはみなさん注意してくださいね!
ではまたです(^^)/
まいど!!