私は救命救急センター時代、高齢者や精神科領域の救急搬送の増加、医療的ケア児の増加の社会的問題を肌で感じていました。「このまま病院にいては何も解決しない。救急搬送の前に看護師が介入する事で救急搬送を減らす事ができるかもしれない」と三次救急の救命センターから訪問看護の世界に飛び込んでみました。

訪問看護ステーションで働いてみると救急搬送前に受診行動を促したり、利用者様と今後どのように過ごしたいのか？と対話をする事で救急搬送はせずに自宅で看取ることができることを知りました。
また、訪問看護ステーションで勤務している時に、看護師の存在意義や看護とは何かを常に問い続けました。その結果、看護師は「医学と生活がわかる唯一の職種」という事に気がつき、訪問看護こそ本当の看護に近いかもしれないと思うようになりました。

一から自分でやってみたいと会社を作り、SNSでやりたい事を発信し続けると同じ思いのスタッフが続々と集まってきました。そんなスタッフと共に神戸市の東側を中心に、地域で医療職ができることに挑戦していきたいと思っています。

頼んで良かったを全ての人へ。

常に主語は利用者様でステーションの運営を行っていく次第です。
よろしくお願い致します。

代表取締役髙橋 優太