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技士長の語り#14−臨床の質を高めるための取り組み:コアアウトカムセットの活用−

地域理学療法学会よりコアアウトカムセットの活用マニュアルが公開されました!

技士長の原口です!

先月1日に日本地域理学療法学会からコアアウトカムセットが公開されました。

コアアウトカムセットとは、特定の分野における研究で測定および報告されるべき、最小の合意されたアウトカムセットと定義されていますが、近年では臨床現場での使用も考慮されたものが報告されています。日常診療でアウトカム(主に効果判定)として活用できることを重要視し、国際生活機能分類(ICF)の心身機能、活動、参加と地域理学療法にとって重要なアウトカムを含めています。(日本地域理学療法学会HPから引用)

コアアウトカムセットの内容としては、

筋力の評価指標として5回立ち上がりテスト(下肢筋力)や握力(上肢筋力)

バランスの評価指標としてBerg Balance Scale(BBS)

QOLの評価指標としてEQ-5D

といったものがあります。

また、各種評価方法やカットオフ値、どの程度の値の変化があれば有益であると解釈できる最小値などが体系的に記されています。

リハビリの介入効果をアウトカム評価で判定!

リハビリの介入効果について、アウトカム評価を使用することで客観的に効果判定を行うことができます。

動作観察からも良し悪しも推測できますが、自身の主観だけでなく信頼性や妥当性のある評価指標に則って効果判定することも大切です。

良い結果も悪い結果も、次につながるための情報になるのでしっかり評価していきたいと思います!

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