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副代表の語り第15弾-がん末期の利用者と関わってー

Publish :
2025/06/27
Category :
副代表の語り(茂樹の今思う事)

最近は大雨が続いたかと思えば、真夏と同等の暑さになったり梅雨なのか梅雨が明けたのかよくわからない気候ですね(-_-;)

暑すぎて訪問中は汗びっしょりです。

みなさん暑さ対策をして熱中症に注意しましょう!

今回は先日訪問したがん末期の利用者の方で活気がでてきた。と喜ばれる姿に元気をもらったのでブログにあげてみました!

当事業所はがん末期の依頼が多く、関わる機会も多いです。

その中で私たち看護師でできることは症状が強くなることで体が自由に動けないので生活支援を行ったり、在宅ではご家族にその支援を説明して実践して頂いたり、他は食事の支援、症状ができる限り緩和ができるように医療機関と連携をとり薬剤の相談することが多いです。

急に状態が悪化して看取られる方もいらっしゃいます。

そのような状態でも内服薬で調子が上がってこられる方もおられます。

今回関わった方は介入当初は倦怠感が強くてベッドでほとんどで臥床している状態でした。

トイレに行くのがやっとでしたがステロイドが開始になり翌週には倦怠感が緩和されました。

それにより自宅内を歩くことが増えたり、訪問中は外へ歩いてみたいと希望があったのでパルスオキシメーターを使用して脈拍にも注意しながら、本人の体調に合わせて600mほど歩きました。

疲労感はありましたが、外を歩けたことに満足され、その後も活動量が増えて食事もたくさん摂取されるようになりました。

この間は焼肉やお寿司も食べに外出されたそうです。

状態が良くなり、近くの温泉へ日帰り旅行をする目標を持てるようになりました。

ご本人からそのようにお話し聞いたときは自分の身内であるかのように喜べましたね(^^)

がん末期と聞くと命が短い、苦痛が強くなるなどどうしてもネガティブなイメージが強いですが、何かをきっかけに自身で前向きになることでポジティブな気持ちに逆転することができると改めて感じました。

人によってそれぞれ感じ方は異なりますし、周囲の環境にも影響があったり今回の方のように良い方向になることもあまり多くないかもしれません。

症状が出現するとかなりの苦痛を伴うのでなかなか前向きな気持ちにはることは難しいですが症状が少しでも緩和できるように医療者またご本人、ご家族と相談しながら良い生活が送れるように看護ができたら良いなと思いました。

では最後に今月、大阪でハーフマラソンに出場した写真を添付します!

また来月です!まいど!