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副代表の語り第20弾!~訪問で考えされられたこと~

Publish :
2025/12/06
Category :
副代表の語り(茂樹の今思う事)

今年も残すところあと1か月!

もうこんな時期かと毎年思いますよね(^^)

ファーストが設立して4年が経ちました!

もうそんなに!?と日が経過するのが早く感じます。

みなさまのおかげ何とか利用者様、そしてスタッフも順調に増えてなんとか上手くいっています!

SNSの影響もあり訪問中や病院で勤めていた時の先輩や後輩、看護学生の同期たちからも「動画みたよ!」と声かけられるようになりました!ショート動画を何回めくっても出てくるようでしつこいとまで言われました(-_-;)

そんなこんなで今年も乗り切れそうです!

今回は訪問でご家族と医療者の考え方の違いに気づき感じたことをあげてみました。

以前は週2回に看護、週1回リハビリで介入していた方で認知機能の低下はありますがADLは比較的は保たれている方です。認知面により介護が必要で普段はキーパーソンである奥様が身の回りのお手伝いをされていましたが、怪我をしてしまい自宅で保存加療となり介護ができなくなりました。子供様と過ごされていらっしゃいますがお仕事をされており休みの日以外は介護に協力ができない状態です。

その状況なら介護サービスを増やしたり、受診もなかなかできない状態なので看護師から往診の提案などしましたがすべて断られました。それとは逆に訪問看護を週1回に減らしてほしいと希望されました。

私としてはサービスを増やして介護を手厚くする方が良いのではと感じていました。

ご家族様に理由を確認しました。「そもそも訪問看護の利用は食事が摂取できなくなり主治医が毎日点滴で訪問が必要というところから始まりました。食事摂取できるようになり点滴は終了。体調管理や日常生活援助の目的で看護を継続していましたが、ご家族様は自分たちでできるので訪問看護に対してそこまで必要性を感じていなかった。緊急時や処置が必要となった時に介入してほしい」という思いでした。

そして今の利用者様の状況は安定しているため緊急時の対応をしてもらえればという気持ちで週1回で良いというお考えでした。

このようにお話しを聞きケアマネージャー、訪問看護師などサービス提供者側は一方的に訪問看護が必要であると考えていたことに気づきました。

私たちは疾患をとらえながら、また食欲が落ちないように予防的に関わろうと看護をしていましたが、ご家族様と意向と違っていたということです。

振り返ると点滴が終了になった時点でご本人、ご家族に訪問看護のニーズをもう少しすり合わせをしとくべきだったと考えました。ご本人はいつでも訪問してほしい、ご家族は本人がそう言うのであればと話されていましたが、どこかで疑問を感じていたり、気をつかっていた事があったのではと。

今回、訪問看護で感じたことはただ看護をしに行くだけでなく看護師はご本人、ご家族の意向を確認して看護師に何を必要としているのかをその場面に応じて確認が大切である深く感じました。

訪問を重ねることで自分たちのやってきたことが振り返られますね!

こうやって日々成長ができたらと思います(^^)/

それではまたです!今年残り1か月!みなさま寒さに負けずに健康に年末年始を迎えましょう!

まいど!